みんくるスタッフのひろみんです。
さわやかな秋晴れの続く今日この頃、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
10月10日にマギーズ東京が豊洲にオープンすることとなり、ファーストデーフェスティバルへ行ってきました。マギーズ東京とは、がんになった人とその家族や友人など、がんに影響をうけるすべての人が、とまどい孤独なとき、気軽に訪れて、安心して話したり、また自分の力をとりもどせるサポートもある場所です。
「がんの治療中であっても、患者ではなく一人の人間として、自分を取り戻せるような空間やサポートがほしいという英国でがん治療中であったマギーズさんの願いによりスタートし、最初のマギーズセンターが完成したのが1996年。そして日本では、2014年4月、訪問看護師・秋山正子さんとがんサバイバー記者・鈴木美穂さんが出会い、マギーズ東京プロジェクトを開始し、2016年10月にオープンの運びとなりました。
イベント当日は、約1000人もの多くの参加者が訪れました。マギーズ東京の内覧ができ、建物の中にはオープンキッチンやソファーのあるゆっくり過ごせる部屋などがあり、自然光が心地よく入り、木の香りやぬくもりを感じられる空間でした。看護師、保健師、心理士などが平日午前10時から午後4時まで予約なしで無料で相談に応じ、運営費はすべて企業や個人による寄付でまかなわれています。そして、ステージイベント(英国マギーズセンター幹部やマギーズ共同代表によるご挨拶など)、ライブ、チャリティーフリーマーケット、チャリティーラッフル(抽選会)、グッズ販売などもありました。
たくさんの人の思いが詰まった、優しさ、あたたかさ、笑顔があふれる素晴らしい場所だと感じました。オープン、本当におめでとうございます。そして、会場で購入した「HUG」という冊子も素晴らしい内容でした。ぜひマギーズ東京のホームページや雑誌もお手に取ってご覧いただけたらと思います。
マギーズセンターでできること(公式ホームページより)
お茶を飲んだり、本を読んだり、静かに時を過ごすことができます。看護師や心理士が話をよくお聴きし、ご一緒に考えるお手伝いをします。あなたが必要としている実用的・心理的・社会的なサポートを探すお手伝いをします。活用できる社会資源は?治療をしながらの食事や暮らしは?リラックスする工夫など。
がんの種類は問いません。
がんの疑いがあると言われた時、診断を知った時、治療中、治療が終わった後など、どんなタイミングでもかまいません。ご予約は不要です。
具体的な方法について興味のある方は公式ホームページをご覧ください。
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マギーズ東京