みんくるカフェの始まりは、2010年8月にさかのぼります。もっと気軽に健康や医療のことを市民と語り合える場が作れないかと考えたことが、「みんくるカフェ」を始めたきっかけです。「みんくる」という名前には、専門家もそうでない人も、お年寄りも若い人も、みんなが来る場になってほしい、という思いを込めました。
みんくるカフェでは、街中のカフェで気軽にお茶やコーヒーを飲みながら、健康や医療に関するさまざまなテーマをめぐって対話を行っています。これまで取り上げてきたテーマは
「賢い患者になろう!」
「介護しやすい社会とは?」
「生と死について対話しよう」
「家で看取るということ」
「こころの健康を考える」
など、医療に関するコミュニケーション、介護や死生学に関するもの、予防や健康増進など、さまざまです。みんくるカフェは、誰でも参加でき、お互いフラットな関係性で話を聞き合い、互いに学び合う場なのです。
こうした多様な参加者が混じる場において、対話を円滑に進めるためには、「ファシリテーション」という技術が重要になります。ファシリテーションがうまくいくと、互いに自由な発言ができる、全員参加のコミュニケーションが起きやすくなり、より深い視点(まなざし)の交換が起きるのです。
現在、私たちが開催するみんくるカフェは年数回のペースで東京都文京区で開催しています。その他にも、ファシリテーター講座の修了生が主催する、みんくるカフェが全国さまざまな場所で開催されています。興味のある方は、ぜひお近くのみんくるカフェに気軽に参加してみてください!
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