みんくるスタッフのひろみんです。
みなさん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? ゆっくり休まれた方、家族でおでかけした方、お仕事だった方、、、さまざまかと思います。
さて、ゴールデンウィークでパワーを充電したはずなのに、連休明けあたりからなぜか心やからだに不調を感じる、いわゆる五月病の状態になることがあると言われています。主に新人社員や大学の新入生、異動した社会人などに5月頃に見られる、環境の変化やストレスに関連する症状の総称です。五月病は医療用語ではなく、診断名としては適応障害やうつ病と診断されることもあります。
春の不調を和らげるためには自律神経のバランスを整えることが大切とされており、アロマテラピーが役立つといわれています。私は看護師として病院勤務するかたわら、アロマテラピーアドバイザーでもあり、今回は、五月病の予防や改善のためのアロマテラピーについてお伝えします♪
アロマテラピーは植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)をさまざまな方法で利用し、心とからだのバランスをとることで、健康増進や美容などに役立てていこうとする自然療法です。症状がひどい場合にはしっかりとした診断を受け、アロマテラピーはあくまで補助的に利用して下さいね。
〜五月病の症状として〜
無気力、不安感、焦り、不眠、疲労感、食欲不振、集中できない、人との関わりがおっくう、頭痛、肩こりなど。
【おすすめエッセンシャルオイル】
・ラベンダー
うつ気味な心を癒す、不眠、自律神経を整えリラックスさせる作用があります。ストレスにかかわるトラブル全般に良いといわれています。
・ローズマリー
さわやかな香りで脳に刺激を与えるので、無気力になった心に元気がもどり、記憶力や集中力アップも期待できます。
・オレンジスイート
甘くフレッシュな香りで、憂鬱な気分を前向きに、気分をリラックスさせ心を幸福感で満たしてくれます。
・ベルガモット
心を落ち着かせる柑橘系の香りで、緊張や不安を感じる時に効果的です。抑うつ感情の緩和に使用されてきた歴史があります。
・ゼラニウム
甘い香りで心と体のバランスをキープしてくれます。フラストレーションやイライラを鎮めつつ、明るく元気にします。
【活用方法】
芳香浴、マッサージ、アロマバス、コスメなどさまざまな方法があります。なかでも一番手軽にできるのは、芳香浴です。ハンカチやティッシュなどにエッセンシャルオイルを数滴たらしたものを持ち歩くだけでも効果的です。部屋でディフューザーを使用しても良いでしょう。
具体的な方法について興味のある方はこちらをご覧ください。
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日本アロマ環境協会
アロマは予防や健康増進に効果的なだけでなく、さらに日々の暮らしを豊かなものにしてくれます。また、春先から夏にかけて開花するさまざまな花を巡る旅も、良い香りに包まれながら景色にも癒され、リラックス効果が大きいのでおすすめですよ。