〜誰でも、すぐに現場で、自分のテーマで実践できる対話のコツやヒント・具体的なノウハウやツールを共有しよう〜
市民・患者と医療者の垣根はどうしたら低くなるのだろう?
専門職どうしの組織や職種の垣根はどうしたら超えられるのか?
みんくるでは「対話」を通して、それぞれの立場や価値観、目標や考え方などの違いを知り、互いに興味や関心を抱くことで、垣根を越えてつながることができると考え実践を続けています。
その対話の実践が、より多くの地域で、さまざまなテーマで、多彩な人々を巻き込みながら広がってほしい! そんな思いから、みんくるでは、「誰でも、すぐに現場で、自分のテーマで実践できる」対話のコツやヒント、具体的なノウハウやツールを共有しようと、ファシリテーター育成講座を2012年8月にスタートさせました。
周囲を見渡せば、誰一人同じ人はいないのですから、“違い”は当たり前。ネガティブに捉えるのではなく、対話し関わりをもつ中で、どこかでつながることができるはずです。そして自分と違う考え方や新しい価値観に出会うことで、人は物の見方や考え方の枠組み自体を変化させていきます。米国の教育学者メジローは、このような変化を「変容的学習」と名づけました。みんくるが実践する市民と医療者との自由な対話の場では、この変容的学習がさまざまな形で起こっています。
実際の講座では、参加者からの「どのように場作りを始めていいのか分からない」「どうしたら場を盛り立てられるのか」「多用な意見をどのように整理するのか」といった問いや不安に答えながら、多人数でコミュニケーションする上でのポイントや、ファシリテーション&場作りの具体的なスキルを学び身につけることができます。2016年1月の第12回までに206名の修了生が生まれ、約30の地域で活動が展開しています。
これまで5年間の蓄積をベースに、2016年からは新たな構成でバージョンアップしたファシリテーション講座を提供します。より実践につなげられるように構成を見直し、目標達成やフィードバック、評価を重視した内容にリニューアルされたプログラムが始動します。ご期待ください!
>
みんくるカフェについて
>
みんくる地域活動について