みんくるプロデュースが行っている活動として現在、カフェチーム、ファシリテーター育成講座チーム、地域活動チームの3つのチームがあり、みんくるスタッフがその幾つかに関わりながら活動を進めています。
みんくる地域活動チームは、これら3つの中でも最も若いチームで、まだ実績は少ないのですが、2014年に千葉県銚子市で「地域診断」というフィールドワークを実践したのが発端です。このチームは、みんくるプロデュースが大切にしてきた「対話」を中心にすえて、住民一人一人に居場所があり、安心して健康でかつ幸せに生活していける地域コミュニティをつくることに貢献したいと考えています。そのために、医療専門職が地域の住民の方々とどのように協働していけるかが、大きなテーマになります。
地域活動チームの活動は主に4つほどあります。
・具体的なフィールドでの地域エンパワーメントの実践活動
・それらと並行した研究活動
・全国各地域での活動事例を学び共有するためのプラットホームづくり
・地域活動を行う人材の育成
具体的なフィールドとしては現在、東京都の谷中・根津・千駄木エリアで活動しています。2015年度は「夏だ!レッツ!谷根千まち歩き」と題して、医療系学生を対象に、あえて医療的な視点を横に置いて住民目線でまちの歴史を知るイベントを、千駄木にオフィスを構えるNPO市民科学研究室さんと共同で開催しました。このエリアで活動されている市民の方々と協働しながら、まち歩きやワークショップの企画、インタビューやその発信などを行いながら、地域の強みと課題を探り、地域をより良くする活動を市民の皆さんと一緒に展開していきます。
また、全国各地でうまく動いている地域活動の事例を相互に学び合うプラットホームづくりも進めていきます。
そして、みんくるの「人を育てる」というミッションに沿って、地域の絆を紡いでいけるような人材を育てることも目標に見据え活動していきます。
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