ご挨拶
みなさん、こんにちは。
みんくるプロデュース代表の孫と申します。
私たちの活動の始まりは、2010年8月にさかのぼります。地域の家庭医(子どもからお年寄りまで全身を総合的に診る医師)であった私は、診察室の中だけでは十分に患者さんの話が聞けないし、本音も語ってもらえない、また医療者の想いも十分に伝えられないと感じていました。もっと気軽に健康や医療のことを市民と語り合える場が作れないかと考えたことが、「みんくるカフェ」を始めたきっかけです。
名前の「みんくる」には、専門家もそうでない人も、お年寄りも若い人も、みんなが来る場になってほしい、という想いを込めました。
その後、定期的に街中のカフェにさまざまな職種の人が集まり、フラットな関係でお互いの考えを聴き合い、学び合う「カフェ型コミュニケーション」を続けています。
2012年から始めた「みんくるファシリテーター育成講座」では、カフェ活動や対話のファシリテーションについて多くの方に学んでいただき、今では全国のさまざまな地域で「みんくるカフェ」が開催されるようになりました。また、地域に根ざした活動として、まち歩きなどのフィールドワークを通して、地域の健康課題について学び考えるワークショップなどを実践しています。
みんくるプロデュースが目指すのは「誰もが健康に対して主体的に考え行動できるヘルシー・コミュニティ」です。そのような社会を実現するべく、市民と専門家を対話でつなぐカフェ型コミュニケーションや、地域においてそうした活動を担うことのできる人材育成などを続けていきたいと思っています。
代表理事 孫 大輔
団体概要
団体名称 |
一般社団法人みんくるプロデュース |
代表理事 |
孫 大輔(そん だいすけ) |
活動開始 |
2010年08月 |
法人設立 |
2015年08月 |
活動内容 |
当法人は、地域において市民と医療者が対話を通してともに学ぶことを促進し、そのファシリテーションができる人材を育成すること、また、地域における健康課題の解決に向けて主体的に行動することができる市民・専門家を育成することを目的とする。その目的に資するため、次の事業を行う。
1. 市民と医療者が互いに学び合う対話活動事業 |
2. 市民と医療者の対話の場を企画運営できる人材の育成事業 |
3. 地域における健康課題の解決および健康増進活動を行うことができる人材の育成事業 |
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事業報告書